何度も禁煙に失敗している人は、ストレスが原因かもしれません。
禁煙にストレスはつきものであり、そのストレスから逃げるために喫煙を繰り返すという悪循環に陥っている人は多いでしょう。
そんな方は、CBDを活用すれば禁煙を成功させられるかもしれません。
ここでは、CBDの概要、摂取するメリット、禁煙に良いと言われている理由などについて説明していきます。
■大麻を筆頭とする麻から抽出される成分
カンナビジオールは、略称でCBDと呼ばれています。
大麻に含まれており、海外では医薬品として承認されている国もあるほどです。
日本では医薬品ではなく、食品として活用されています。
CBDは精神を安定させたり、不安障害を抑えたりするのに役立つと言われています。
日本においては医薬品として認められていませんが、アメリカや欧州で承認されていることから、一定の機能性があると考えて良いでしょう。
なお、日本においてCBDは健康食品ですが、価格は相当に高額となっています。
CBDは大量抽出するのが難しいため、非常に高値で取引されているからです。
■法的に問題がないCBD
大麻が原料と聞くと違法性を疑うかもしれませんが、日本で販売しているCBDに関しては心配いりません。
ハーブ由来の天然成分であり、オイルやドリンク、ゼリーなどの商品が出回っています。
純度にこだわりたい人にはオイルがおすすめです。
気軽さや継続性を重視するなら、ドリンクやゼリー、カプセルなどが良いでしょう。
禁煙を目的にCBDを摂取するならヴェポライザーがおすすめです。
肺から取り込めるので、体内に素早く吸収されます。
さまざまなフレーバーが用意されているので、飽きずに続けられるでしょう。
■どんな人がCBDを使用している？
慢性的なストレスに悩んでおり、さまざまな方法を試したけど解消できないという人が目立ちます。
現代人の悩みの多くはストレスに由来するもので、不安や怒り、悲しみなどが引き金となっています。
ストレスを感じた時はタバコを吸うという人が多いですが、タバコは健康に良いことが一つもありません。
一時的に気持ちがハイになったり、精神が安定したりするという人がいますが、あくまで脳がそう認識しているだけです。
そこで、禁煙を促すアイテムとしてCBDが着目されているわけです。
加熱式タバコのヴェポライザーを使用すれば、タバコの代用になります。
ちょっと口が寂しい時、気分転換したい時、イライラしている時などに最適です。
また、ヴェポライザーでCBDを吸入すれば、ストレスを解消して禁煙時のイライラを抑えることにもつながります。
そのため、禁煙期間中にCBDを活用する人が増えているのです。
■禁煙するにはニコチン依存から抜け出すしかない
ふかしてタバコを吸うだけであれば、依存症になるリスクは極めて低いです。
一方で、肺まで煙を入れている人は、ニコチンを血中に取り込むのでニコチン依存のリスクが一気に高くなります。
ニコチン依存症という言葉があるように、ニコチンは極めて依存度が高く、喫煙が習慣化している人だと容易には禁煙できません。
「禁煙できないのは意志が弱いから」という言葉がありますが、ニコチン依存症の人のタバコに対する欲求はすさまじいものがあります。
それゆえ、禁煙は簡単に成功させられるものではありません。
それでも、ニコチン依存症から脱却するには、タバコの本数を最終的に0本にする必要があります。
そこで着目されているのがCBDで、禁煙に失敗する最大の要因であるストレスを解消してくれるのです。
イライラや不安、睡眠障害などを軽減すれば、体調は次第に健康になっていきます。
禁煙するには心身ともに健康であることが大切で、これは健康だと意志を強く持てるからです。
逆に不健康な時は、楽な方向に逃げてしまうことが多いでしょう。
まずはCBDで前向きな気持ちを取り戻し、禁煙の苦痛を軽減させてください。
■まずはストレスを解消させよう
CBDに含まれるカンナビノイドは精神や感情を安定させます。
感情の起伏が激しい人は、ストレスを溜め込みやすい側面があります。
実際にイライラしやすい人は、ついついタバコに手が伸びてしまうでしょう。
つまり、禁煙できるかどうかには、性格の問題も大きく影響しているわけです。
ポジティブ思考の人は禁煙の成功率が高くなるので、意識的に性格を変えてみてください。
持って生まれた性分は変えられないのに対して、性格は変えることができます。
CBDは気持ちをポジティブにし、ストレスに対する抵抗力を上げてくれるでしょう。
CBDはセロトニンやドーパミンなどに働きかけ、神経伝達をスムーズにします。
前向きな性格に変えるためには、大前提として健康になることが大切です。
健康になればストレス耐性が上がるので、禁煙の成功率も高くなります。
■禁煙を目的とした使用も増えている
禁煙をするためにCBDを活用する人は少なくありません。
禁煙をすると禁断症状が発症し、頭痛やイライラ、不眠などの症状が禁煙継続を阻みます。
禁断症状を抑えるコツは、タバコがほしいという気持ち、そしてストレスを軽減することです。
CBDはストレス対策に加えて不眠症を克服するためにも役立ちます。
寝不足も禁煙失敗の一因になるので、睡眠時間をたっぷりと確保してください。
早寝早起きをすること、毎日8時間以上眠ること、などは禁煙を成功させるうえで大切です。
不眠症に悩んでいる方は、まずは睡眠リズムを整えましょう。
睡眠時間が減ると、それに比例して1日の活動時間が増えます。
すると、喫煙する機会が多くなり、禁煙の成功率を低下させてしまいます。
■まとめ
麻の成分を活用した合法的なCBDは、禁煙をサポートしてくれるでしょう。
ストレス対策の切り札として活用されており、ストレスに起因する禁煙の失敗を回避できます。
ニコチン依存から抜け出すためには、ニコチンを体内に入れないことが何より大切です。
しかし、喫煙者は禁煙することで、過剰なストレスやイライラ、不眠などを感じてしまうため、再びタバコに手を出してしまいます。
CBDが注目されているのは、構成成分のカンナビノイドがストレスに働きかけるためです。
さらに、ヴェポライザーで摂取すれば、タバコの代用にできます。
日ごろ吸っているタバコをヴェポライザーに変えるだけで、禁煙の成功率を大幅に高められるでしょう。
